親愛なる人へ感謝を込めて。2
製造業で24年生きてきた僕が、ビルメンテナンスに転職し宿直やシフト制で生活スタイルが一変したことで精神的に不安定な日々が続いています。慣れない仕事に慣れない私生活。泊まり空けに朝帰ると貴女は出社していない。休日も食い違い。
貴女は｢仕事を辞めてアルバイトでいいよ｣と言ってくれます。
今まで僕は一人で選択し｢貴女を守る為に頑張っている｣と自分で思い込み、貴女の意見を聞こうともせず勝手に抱え込み、パンクした挙げ句自暴自棄。精神的に辛くなり、一人で決めて勝手に退職してしまって今に至る僕に、愛想を尽かす事なく隣にいてくれ優しく守ってくれる。これからは何事も貴女に相談しようと思います。
前職を辞めて良かったことは、貴女の優しさを再確認し何が大切なのかということに気付けた事です。あのままお金の為に仕事を続けていたら、守るはずの貴女を失なっていたかも知れないです。
世間体などかえりみず、二人だけの幸せがなんなのかを話し合って決めましょう。何も出来ない僕が唯一出来ることは、貴女の考える幸せをふたりで実現することです。
貴女はきっと言うでしょう。
｢あなたとテト（ネコさん）がいっぱいご飯食べて、すやすや寝てくれたらそれでいいよ。｣
